読売新聞2005年(平成16年)4月4日月曜日掲載  

落雷による犠牲者が出てしまいました。とにかく、雷鳴が聞こえ出したら、15q以内に発生していると思われますので安全な場所(建物の中など)へすぐ避難する方が賢明です。今回の雷は、たまたま海上に発生し、海に向かって進行してきて、おそらく波の一番高い所に落雷したのではないかと考えられます。最近では、雷は雷の大きさにより雷撃距離が決まると言われ、回転球体法を利用し設計に取り入れております。海水も導電性ですので電気を通してしまい、落雷電流が放射状に広がり感電したかと思われます。通常空気は絶縁体で電気は通りませんが、落雷が発生し地上に近づくにつれて、空気中の成分が変化し電気を通す。即ち、導電性の空気となりその空気を伝わって地上の物体に落雷致します。今回も考えられない誰しもが金属体に落雷があると思っておりますが、雷は導電性があればどこでも落雷があります。やはり、同じ事で田んぼの真中に何にも無いのに落雷があったとの報告を聞くが、稲は穂先が尖っており、その穂先放電が始まり一番高い稲が地上に近づいた雷の雷撃距離に入った時にこの稲に落雷致します。 ここに人間がいたならば、稲よりも高いわけですから人間に直撃雷があります。落雷注意報が出たならば、十分注意をし、雷は自然界のもので、どこに落雷するか分かりません。昔のことわざで『逃げるが勝ち』という言葉があるように、早めに非難する事をお勧め致します。

 

落雷事故新聞掲載記事

TOPへ

その他の落雷記事