落雷事故11

   

秋田県由利郡西目町にお住まいの齋藤様から弊社のHPをご覧になって頂き電話が入りました。聞く所によりますと昨年・一昨年と2年続けて直撃雷を受け、一昨年は、瓦の破壊ですみましたが、昨年の直撃雷では火災が発生し、幸いにも近所の方のご協力で大事には至らなかったものの、2度の落雷と全く同じ場所という事で、雲行きが怪しくなると居ても立ってもいられないので何とか対策を講じたいと相談がありました。

 

写真は、齋藤邸全景と屋根上落雷事故の痕です。

  早速、写真と図面を送っていただき、安全度を高めるために新JIS規格のレベルWで回転球体法の雷撃距離半径60mで『ミニ受雷針付棟上導体方式』の設計致しましたが、秋田県という事で積雪があり、雪に埋もれた『ミニ受雷針』がどのような働きをするのか。また、その実験データも無いためこの設計を中止し、パンザマストの自立型をご提案致しました。パンザマストは24.1mという長尺なもので,更にSTK32A5.5mを先端に建立すると全長25.1mとなり、旧JIS規格の60度ではもっと低くて良いが、すぐ裏手に日本海が面しており、また、全て田んぼであるため、日本海側から発生した雷は齋藤様邸に落雷してもおかしくない位置にあるという事でレベルVの回転球体法で雷撃距離半径45mで設計致しました。再度打合せながらこの手法で決定し、施工の運びとなりました。

 

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